かんすぴ(フォステクス)スピーカーを内振りにセッティングしてみました

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かんすぴ 内振り


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かんすぴ 内振り

かんすぴスピーカーを内振りにセッティングしてみました。いつもの視聴位置より約20㎝ほど前のところで左右のスピーカーからの音がクロスするように、かなり角度をつけて内側に向けてみました。

音の印象は、
・左右のスピーカー間の音場の密度がかなり濃くなりました。特に低域については今までおとなしかったティンパニーが急に大きくなって眼前に現れました。これが一番の驚きです。
・目の前で音がクロスしているにも関わらず、音像定位はかなりしっかりしています。音場の広さについては多少減少したように思えます。
・ただ、すべてが良いとは思えないことが有りまして、例えばある周波数、或いは音が一斉にスピーカーから発声したときなどに、左右の音が喧嘩しているのかな・・・と聞こえるときがありました。

正三角形でスピーカーを平行に設置した場合は、薄味だけれど、素の音という感じで、内振りにした場合は、かなり濃い音像で、聴き応えがある音という感じです。

いろいろ調整することにより音が多様に変化することがオーディオの醍醐味です。
今後も自分のお気に入りの音が出るように調整して行きたいと思います。